Vol 4 - じゅじゅさんぽ 5. 夜行グルメ
Nombre | 夜行グルメ Gourmet nocturno |
Tamaño | 7:44 7,6 Mb |
Voces | Kenjirō Tsuda (Nanami Kento) |
Altavoz
今日も新幹線をご利用くださいましてありがとうございました 新横浜を出ますと次は名古屋に泊まります
Nanami
平日最終のぞみ背広姿が多いのは私と同じく出張の前乗りかもしれない
しかし不思議だ
新幹線の中で体験する夜22時という時間は普段体験する22時よりもずっと遅いような気がする
丸で夜行列車のような
よし
これで隣は空席確定だ
東海道新幹線は新横浜を出てようやく落ち着いて食事ができる
名古屋までは約80分誰にも邪魔されずにゆっくりと食事かできる至福の時間だ
今日は昼にご飯ものを食べたので夜は。。。
パンにした
一般的に大まかなパンの種類は三つ
食パンやバゲットなどのニュートラル系
惣菜パン
そして菓子パンだ
この三種類の組み合わせ方は無限大であり、これらをいかに組み合わせるかで各個人の人間性が垣間見える
今日の私のラインナップはコロッケパン
カスクート
明太フランス
そしてあんこのお焼きの四つ
時間が遅かったせいで売り切れも多かったがその中でも最善のラインナップが組めた
特にカスクートが残っていたのは僥倖だ
しかし喜んでばかりもいられない
問題はどこから攻めるかだ
と言いつつ、セオリーは決まっている
最初にあまり味の濃いものを食べると舌がバカになってしまう
故に、導き出される答えはカスクートの一択!
私の中でカスクートといえばとロースハムとカマンベールチーズが定番だが今日はパストラミビーフとチーズピクルスのかスクートを選んでみた
この選択がどう出るかによって今日の夕飯のクオリティが決定すると言ってもん
過言ではない
おー これはうまい!
ぴりッと黒胡椒が効いたパストラミビーフとチーズの濃厚さ
アクセントとしてのピクルス
それらを全て包み込むバゲット
一つ一つはシンプルなのにここまでのハーモニーを創り出すとはこれは最高のスタートを切ったようだ
さて、次だ
コロッケパンと明太フランス
どちらを攻めるべきか、それが問題だ
これはなかなかに悩ましいがラストにとっておくあんこの御焼きから逆算して考えるとやはり、コロッケパンだろう
なぜならあんこの御焼きに行く前に口の中を最高レベルでしょっぱくしておく必要があるからだ
そうすることでデザートであり、本日最後の食べ物でもある
あんこの御焼きのうまみを最大限に引き出すことができる
うーん
小さなlコッペパンにソースに絡めたコロッケとキャベツという
これ以上ないくらいシンプルなコロッケパンだ
味も大体どんなものかが容易に想像できる
この安定感こそ、コロッケパンの真髄
ではコロッケもシンプルに挽肉とジャガイモでキャベツのシャキシャキ感がまだ残っている
これこそザコロッケパン
まて
これはちょっとサンスがこういうな
Note: サンスコロッケ
Nanami
いや
これは明らかにこうすぎる
うーん
先程のカスクートの絶妙のハーモニーが全て飛んでしまった
とりあえずブラックコーヒで口の中をリセット
できない
ソースも濃さかまだしたの上に残っている
こんあれば仕方がない
明太フランスでソースの濃さを相殺し
合意に当初のようてに戻そう
悪くない
悪くはないが
口の中がさらにしょっぱくなってしまった
しかもソースのしょっぱさと明太子のしょっぱさという
全く別物のしょっぱさが合わさって当初予定していたしょっぱさとはまだで誓う
残念だ
こんな初てはなかったのだが
いや、まだだ
落胆するにはまだ早い
このしょっぱさが必ずやあんこの御焼きの甘さを際立て御焼きの旨みを最大限に引き出してくれるはず
そうすればまだ今日の夕飯のクオリティは十分に担保できる
そして晴れやかな気分で今日という日を覚えられるはず
ではこれは。。。しょっぱい
あんこの御焼きなのに、なぜ?これは。。。
高菜!なぜ高菜が?そうか〜
確か店は閉店間際だったからかあんこと高菜の御焼きが同じトレイの左右に分けられて置かれていた
終電に乗り遅れまいとは設定選んだから間違えてしまったのか私としたことがこんなことならただのアンパンにするべきだったか